ヨーロッパの都市の各地で行われている蚤の市(古もの市)。
古い教会の椅子も、誰かのイニシャルが刺繍されたクロスも、錆びたコーヒーミルも
そこに並ぶものたちはどれも宝物のようで、行き交う人々はみんな、楽しそうに笑っています。
「そんな幸せな空気に満たされた蚤の市が、日本にもあったら良いのに」
第1回東京蚤の市は、そんな思いから誕生しました。
時代も、国も、それらが使われてきた物語もさまざまな、
たくさんの古いものたちが同じ場所に集い、あたらしい持ち主を待っている2日間。
どこからかおいしそうな匂いが漂い、音楽隊がパレードの時を知らせる。
そんなワクワクする「東京蚤の市」を、この秋、ふたたび開催します。
会場には、私たち手紙社が心惹かれた「古いものを扱うお店」が、全国から集います。
スツールや照明、テーブルといった家具、食器や調理器具などの暮らしの道具、
さらに古書、ファブリック、カメラなど、それぞれのお店の店主が
世界中から集めた古いものが並びます。
また、古いものに手を加えて新しい命を吹き込むリメイクワークショップや、
古道具店の開き方をテーマにしたトークショー、異国の街角で耳にするような賑やかで
旅情あふれる音楽のライブなども開催。
古いものとの出会いだけでなく、そこに居る時間まで宝物のように感じられるはずです。
会場のあちこちにある銀杏の木が、鮮やかな黄色に色づく季節。
秋のフィナーレ、11月24日・25日は、第2回東京蚤の市へぜひお越し下さい。
第2回東京蚤の市概要
日程:11月24日(土)、25日(日)
時間:10:00 〜 16:00
開催場所:東京オーヴァル京王閣
東京都調布市多摩川4-31-1
入場料:300円(ただし小学生までは無料)
※荒天の場合をのぞき、雨天決行です。
中止の場合は、当日の午前7時までに
ホームページで告知させていただきます。
※イベントの内容は変更する場合がございます。
あらかじめご了承ください。
[電車でお越しの方]
新宿駅から準特急「高尾山口」行
調布駅乗換え快速・普通「橋本」行
「京王多摩川」駅下車徒歩0分
[お車でお越しの方]
中央道、調布ICより甲州街道を新宿方面へ、鶴川街道を右折10分
*交通についての詳細は東京オーヴァル京王閣のホームページをご参照ください。
主催:手紙社
協力:東京オーヴァル京王閣
ご来場いただくみなさまへ
[入場について]
入場後、会場の外に出て再入場される場合は、当日配布される会場マップをご提示ください。
入場料金には、商品代、カフェでの飲食代などは一切含まれておりません。
入場は当日のご来場順になります。
[駐車場]
専用駐車場(1日1000円)か、近隣のコインパーキングをご利用下さい。
[駐輪場]
会場入口近くにある専用駐輪場をご利用下さい。
[ゴミ]
ゴミは基本的には、お持ち帰りいただきますようお願い申し上げます。
飲食購入の際に出ましたゴミにつきましては、 購入されたお店へお渡しください。
[喫煙]
喫煙は、会場外に設置してあります『喫煙コーナー』をご利用ください。
[ペット]
ペットを伴っての入場は禁止とさせていただきます。
[事故、事件]
会場内で発生した事故、事件、盗難、負傷につきましては、
主催者、会場は一切責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
会場について
もともとこの敷地は、旧京王電気軌道(現在の京王電鉄の前身)が開設したレジャー施設でした。
レジャー施設としての「京王閣」が誕生したのは1927年6月1日のこと。
園内には総大理石貼りの大浴場、和洋食のメニューも多彩な大食堂、カフェ、ビリヤード場などの
各種遊戯施設を完備した鉄筋3階建ての本館と、メリーゴーラウンド、ウォーターパークや演芸場を備え、
その規模は東京近郊では最大を誇り、そこは「関東の宝塚」と称されるほどだったとか。
それらが取り壊されたあと、その敷地にできたのが「京王閣」競輪場。
日々、激しい競技が繰り広げられる場所でありながら、
レジャー施設だったころの名残が、どこかのどかな雰囲気をこの場所に漂わせています。
※東京蚤の市の会場は、バンク(競輪トラック)の外のスペースになります。
主催者について
雑誌「自休自足」「カメラ日和」の創刊編集長を務めた北島勲と、
雑誌「マイガーデン」の副編集長を務めたわたなべようこを中心とした編集集団。
調布市でカフェと古本と雑貨 「手紙舎」と、紙もの・手しごと・古道具「手紙舎」(調布PARCO店)を運営。
また、「もみじ市」「カフェ&ミュージックフェスティバル」「パンフェス」
「東京蚤の市」の企画・運営、書籍の編集など、カタチにとらわれない活動を続けている。
著書に「レトロ印刷の本」(グラフィック社)「かわいい印刷」(ピエブックス)などがある。
手紙社 http://tegamisha.com/
もみじ市 http://momijiichi.com/
カフェ&ミュージックフェスティバル http://cafeandmusic.com/
パンフェス http://breadfestival.jp/