Sibora(兵庫/MAP016)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
「黒いフランスアンティーク」
フランスのアンティークのイメージはエレガンスで女性的なイメージが多いですが、渋いアイテムも多くあります。その中でも黒い家具や雑貨に特に思い入れがあります。古い物は学生時代から好きでしたが、フランスアンティークに目覚めたのは19世紀ナポレオン3世時代の黒い椅子を「見てしまった!」からです。
見てしまった、という表現は衝撃を受けたからになります。美しいフォルムや装飾……それを一気に渋い佇まいに纏め上げる黒い漆のような塗装。十数年前に見て、憧れて、手に入れて、そして今では販売までしている。これからもずっと大切なアイテムの中の一つとして自分の中に存在し続けるはずです。

 


▼Siboraさんの或る1日のスケジュールを教えてください
「製作の1日」
アンティークショップには様々な種類の業務がありますが、Siboraにはオリジナルの蝶標本を製作するという業務があります。

・まずは蝶を軟化させて羽を開くための下準備を行います
・十分に軟化したであろうタイミングに展翅(蝶の羽を開く作業)を開始します
・無事に展翅が終われば最後にしっかりと乾燥させてポーズを固定させます
・次のステップは仕上がった蝶を飾るための標本箱を製作します
・今回は定番の標本箱ではなくガラスケースに飾られた蝶標本を製作しました
・蝶標本はもちろん、ガラスケースも手作りのオリジナルとなります


また、蝶標本の他に博物図版をアンティークの額縁で額装する業務も行っております。

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

Sibora
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