CREOLE（クレオール）は東南アジアの国ラオスで代々続いてきた手仕事の技に、現代の生活様式に合わせたデザインの要素をほんの少しだけ加えたものづくりをしています。

材料を調達し、草木を使っての染色や織り・仕上げまで全て手作業で行っている彼らに、自然素材の風合いを活かした道具や生活用具の政策を依頼しています。 綿花を育てている村では、糸を紡ぎ、手織りしたクロスやストールを。 以前、漁に使っていた葛素材は編みの技術を応用してバッグやポーチを。 また、箒や竹籠など新しい商品開発にも挑戦しています。

近年の国の発展はコロナ禍を経てより一層、加速しています。数年前までは移動の手段が車やバスしかなかった経路も、ついには新幹線が開通しました。そういった変化に比例するように、時間も手間もかかる手仕事を辞めてしまう村人も多いのが現実です。それでも、子供達の教育資金のために布を織る、刺繍する、そして、生活に必要な道具や用具を工夫して作る。そういった形で手仕事は続いています。

現地に残る貴重な手仕事がいつまでも続くよう、そして、それらが私達の普段の生活の中に溶け込み、日々の時間を少しでも心地よくしてくれるものを、これからも村の人達と一緒に作っていきたいと考えています。