TOKIIRO
栃木
TOKIIRO|植物と生きる、未来を育てる。2009年より創作活動をスタートしたTOKIIROは、「植物の声を翻訳する」をコンセプトに、命の営みや地球とのつながりを表現し続けています。多肉植物をはじめとする小さな生命のかたちを、造形・言葉・空間で表現し、人と自然の新しい関係を提案してきました。
2025年10月には、長年の活動拠点だった千葉県浦安から栃木県那須町へ移転し、新たな創作の拠点づくりをスタートします。標高200メートルに位置する廃温室(約1,400㎡)と鉄骨造の建屋(約270㎡)を再生し、自然とアート、思索と体験が響き合う場所を目指しています。
その幕開けとなるのが、2025年10月に開催予定の「TOKIIRO展」。「人が自分の中にすでに持っている“種”に気づき、育み、未来へつなぐ」。そんな思想のもと、植物との出会いが人生の転機となるような空間と作品を提示していきます。「答えは、地球が知っている」。植物を通して、私たちが忘れてしまった“自然の時間”と“生命の循環”に耳をすます。それが、近藤義展の作品が指し示す未来です。