桜井こけし

宮城

宮城県北西部、山間の鳴子温泉にて江戸末期から代々続く、木地師の家系である櫻井家。桜井こけしは、五代目の櫻井昭寛と六代目の尚道の親子二人で、先代達の想いを受け継ぎながら、こけしやおひなさま、かがみもちなどを製作しています。風土から生まれるこけしを作り続け、人々の生活に寄り添い、東北の鳴子温泉を櫻井家らしさを感じるもの作りを目指しています。

鳴子こけしは、江戸末期に子供の玩具として作られたのが始まりと言われ、温泉場のお土産、そして観賞用として発展しました。桜井こけしでは、人々の暮らしにゆとりや豊かさが生まれることを願い、こけしや四季を感じ日本文化に添う木地人形を作り続けています。今回は、現代の暮らしやインテリアに寄り添うようなこけしやだるま、そして、櫻井家に眠るアンティークのこけしもいくつか持っていく予定です。関西の皆様にお会いできることを楽しみにしています。