「第6回東京蚤の市」にお越しくださる皆さまへ

2012年の5月。心地よい初夏の風薫る季節、遊園地の名残豊かな京王閣に、“古いもの”を愛する77の出店者が全国から集い誕生したイベント。それが「東京蚤の市」でした。

半年後の11月、多くの方の尊い想いに包まれて、蚤の市は「第2回」として秋の京王閣に帰ってくることができました。出店者数も100を超え、「蚤の市」という存在が、少しずつ人々に受け入れてもらえ始めているような確認ができました。今ではたくさんの方にご参加いただいている「物々交換の本棚」が生まれたのもこの時です。

翌年、再び新緑が目映い季節の「第3回」東京蚤の市。会場にはレトロカーが並び、新しく広げたエリアでは、印刷の古き良きものである活版印刷の世界へといざなう「東京活版展」を同時開催。たくさんの新しい、古き良きものとの出会いがそこにはありました。

天候に悩まされた「第4回」。はじめて、雨の日のための会場レイアウトを実践しました。そして、古書店が軒を連ねる場所を「古書店街」と名付け、よりテーマ性を持ったエリアとなるよう試みました。

前回の「第5回」。“蚤の市に新しい風を”をキーワードに、いつもよりも長い準備期間をとりました。2階エリアを開放し、北欧をテーマにした「東京北欧市」を同時開催。古書店街には新たなステージも生まれました。出店者数も200を超えた大きな蚤の市となり、これまで以上のお客様にお越しいただくことができましたが、その反面、次回への課題もたくさん残りました。

そして、明日からの2日間。今年最後となる「第6回」東京蚤の市がはじまろうとしています。

今回、会場エリアを大きく広げます。入場門を抜けたら、ぜひ左手の方向へと進んでみてください。緑豊かな木々の先、大きな半円上の建物「東スタンド」の中に、個性豊かな出店者が軒を連ねます。さらにそこを抜けると、目の前には開放感のある気持ちの良いスタンド席が広がっています。近くにはフードエリアもありますので、お食事の際に、お買い物のひとやすみに、ぜひこのスタンド席を訪れてみてくださいね。
また、東京北欧市は華やかさに溢れた空間が広がり、前回以上に北欧の素晴らしさをみなさまに伝えられそうです。
さらに八角テントのステージでは、秋の蚤の市を彩るのにこれほど相応しい出演者はいないと思えるほどの素晴らしいアーティストがつどいます。

少しずつ姿を変え、そして大きくなってきた「東京蚤の市」。けれども、目指すことは、はじめた頃と全く変わっていません。

それは、“だれもがワクワクするような、暮らしに根付き、たくさんの人に愛される蚤の市”と、なること。

最後に、ご来場いただくみなさまにご注意いただきたいことを以下に記載しています。特に入場時につきまして大きな変更点がございます。事前によくご覧になっていただきご来場くださいませ。

【ご注意いただきたいこと】 
・入場料について
入場料は400円です(小学生以下無料)。なお、ご入場時にお渡しするチケットは、再入場の際に必要となりますので、紛失などされませんようご注意ください。

・混雑時の入場について
当日の混雑状況に応じて、会場奥にあります「臨時入場ゲート」(会場MAPをご覧ください)からのご入場をお願いする場合があります。 あらかじめご了承ください。

・再入場について
当日に限り、入場チケットをご掲示いただければ再入場が可能です。また、入場口以外にも、会場の奥側に再入場専用ゲートを設けております。どうぞご活用ください。

・ペットの入場について
食品をあつかっていることや、お子さまも多くお越しいただけることを考慮し、ペットの入場は禁止とさせていただきます。ケージなどに入れていただいてもご入場はできませんのでご了承ください。

・駐車場について
車両一台につき、1日あたり1,000円となります。ただし、周辺駐車場の数が少ないため、開場前には満車になり、お待ちになっても駐車できないことが予想されます。隣駅の調布駅周辺には多くのコインパーキングがございますので、そちらにお停めいただき、電車で(ひと駅です)お越しになることを強くおすすめ致します。

・ゴミ箱について
会場内にゴミ箱は設置しておりません。お客様ご自身で持ち込まれたペットボトルなどのゴミは、各自でお持ち帰りいただけますようお願いいたします。会場内の飲食のお店でお買い求めいただいた際に出ましたゴミにつきましては、お買い求めいただいたお店にお渡しいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

・授乳スペースについて
乳児をお連れのお母様のために、キッズルーム(東京北欧市エリア内)に授乳スペースを設けております。ご利用をご希望の方は、東京北欧市エリア内におりますスタッフにご用命ください。

・雨天の場合の開催ついて
よほどの荒天の場合をのぞき、雨天の場合も開催します。26日、17:00の段階で開催日の2日間、雨天の予想が無いため、第6回東京蚤の市は晴れの日レイアウトにて開催いたします。なお、荒天のため万が一中止となる場合は、当日午前7時までにこのブログで発表します。

・場内での喫煙について
会場内はすべて禁煙とさせていただきます。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。入場口の外に喫煙スペースを設けてありますので、そちらをご利用ください。

・ベビーカーでの入場について
ベビーカーでもご入場いただけます。多くのお客様がいらっしゃいますので、事故・怪我などが起きぬよう、どうかお子様からお目を離さないようお気を付けくださいませ。

・会場の使用について
東京オーヴァル京王閣内の設備・動植物にはお手を触れないようお願い致します。

・当日のお問合せ先について
開催中2日間のお問い合せについては、下記までご連絡をいただけますと幸いです。
手紙社 加藤/070-6525-5367

その他、ご質問やご要望などがありましたら、茶色のスタッフパーカーを着用した「東京蚤の市」スタッフまで、お気軽にお声掛けくださいね。

たそがれゆく晩秋の京王閣、郷愁へといざなう蚤の市。その場にいる全ての人が、古いものとの出会いを愉しみ、慈しみ、そして、歓び合えますように。

さあ、大団円迎える歓びの祝祭へ。
第6回東京蚤の市へようこそ!

手紙社 第6回東京蚤の市事務局一同