JulyBooks/七月書房(東京/MAP087)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
『さびしがりやのクニット』
1970年代に刊行された「世界の絵本」シリーズ”フィンランド”から、トーベ・ヤンソンの絵本です。現在出版されているものとは翻訳やレイアウト、印刷の色合いなどが大きく違っています。大好きで読みなれた作品だからこそ、その印象の変化に驚き、古本の楽しさを改めて感じた一冊です。

 


▼JulyBooks/七月書房さんの或る1日のスケジュールを教えてください
普段の1日のスケジュール
10:30~ 古本買付
14:00~ 事務所で古本の値付け・クリーニング・撮影
16:00~オンラインストアの更新作業・事務作業・発送作業

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

JulyBooks/七月書房
http://julybooks.thebase.in/

古書まどそら堂(東京/MAP085)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
『TOYS PATRICK MURRAY 1968』
古書店を始めたときに、はじめて棚に並べた本。以前に古本市で入手して大事にしていた本で、表紙の色合いとかタイトル文字のデザインが大好き。まどそら堂を象徴する本として並べましたが、結局売る前に引っ込めて大事にしまってあります。

 


▼古書まどそら堂さんの或る1日のスケジュールを教えてください
【まどそら堂の一日】
10:30 シャッターを開け、お店の前と店内を掃き掃除。レジを開け、パソコンを起動。
11:00 開店。13:00開店とうたっているがほぼ11:00には開けている。
12:00 愛妻弁当。
13:00~ 接客しつつ買取本の査定や、入荷情報など入力。
20:00 19:00閉店とうたっているが、閉めるのはほぼ20:00~21:00。一日が終わる。

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

 
古書まどそら堂
madosora.exblog.jp
東京都国分寺市南町2-18-3国分寺マンションB-07B
tel.042-312-2079

にわとり文庫(東京/MAP089)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
水色の表紙のダーシェンカは10代の頃に初めて行ったチェコで一目惚れして買った絵本なので、棚に並べるたびに特別な気持ちになります。その時買った絵本は自分の本棚の中にずっとあります。

▼にわとり文庫さんの或る1日のスケジュールを教えてください
年に一度の関西蚤の市へ出店するまでの1日

19:00 準備した荷物や什器を倉庫から下ろし隙間なく車へ積み込む。
翌4:00 関西へ向けて出発!(途中で少し寝たり休み休み運転します)
12:00 関西到着。いつもの食堂でお昼ごはん(楽しみ)。


13:00 搬入開始。荷物を下ろして明日の出店の為の仮設営。
16:00 夜露に濡れないように荷物をしっかりしまって宿へ(へとへとです)

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

にわとり文庫
http://niwatoribunko.ocnk.net/
東京都杉並区西荻南3-17-5
tel.03-3247-3054

ハナメガネ商会(栃木/MAP082)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
今年の夏、はじめてロシアへ買い付けに行って来ました。はじめてのロシアは、とても美しく人々は優しくて特別な思い出がたくさんできました。ロシアで出会ったたくさんのかわいい本や雑貨達を東京蚤の市へ連れて行きたいと思います。

 

▼ハナメガネ商会さんの或る1日のスケジュールを教えてください
ハナメガネ商会店主の一日。
10:30 お店へ。掃除をして開店準備。
11:00 営業開始。店番をしながら入荷した本の手入れや値段付けに励みます。
13:00 古本の買取持ち込みのお客様がご来店。買取の本を一冊一冊査定します。
以降……店番をしつつ、ひたすら本の整理・メンテナンス・値段付けに励んで
17:00閉店
17:00~20:00 入荷した本の積み下ろや倉庫の整理

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

 
ハナメガネ商会
http://hanamegane.com
栃木県芳賀郡益子町益子1665
tel.0285-77-5370

丸三文庫&トマソン社(東京/MAP091)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
水森亜土さんの原画カット。

▼丸三文庫&トマソン社さんの或る1日のスケジュールを教えてください
9:00 市場に落札品を取りに行く
11:00 開店
18:00 閉店


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

丸三文庫&トマソン社
https://redrum03.hatenablog.com/
東京都新宿区西早稲田2-9-16-101
tel. 03-3203-9866

やすだ書店/尾花屋(東京/MAP083)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
イヌイットの人の手作業と独特の感性に驚かされた本(平成12年/主婦の友社)。

 

▼やすだ書店/尾花屋さんの或る1日のスケジュールを教えてください
12:00 本の買い付け
17:00〜 本の仕分け・ネット更新・発送

 
▼お店の外観

▼カタログ予習帳

尾花屋
https://www.obanaya.com
東京都小金井市東町4丁目20−3
tel.042-407-5798

やすだ書店
http://yasudashoten.com
東京都小金井市貫井北町5−16−14
tel.042-313-8099(事務所のみ)

リズム&ブックス(東京/MAP086)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
「クマが本の椅子に座って読書している置物」
リズム&ブックスを始める直前に欧州遠征(買付)に行きました。ベルリンの蚤の市(多分マウアーパーク)ではガラクタが雑然と詰め込まれた箱がとにかくひたすら大量に並んでいる所があり〈1ユーロ〉とだけ書かれていました。一見して「ゴミではないのか?」とうっすら感じながらも手を真っ黒にしてディグります。「もう無理」と思った瞬間に見つけたのが「クマが本の椅子に座って読書している置物」です。古本屋を始める者のためにあるようなソレに僕はほとんど感動すらしており、うまく言葉では表現できない多幸感に包まれた事をはっきりと記憶しています。帰国後到着する沢山の荷物達の中からソレをまた掘り出し綺麗にしてレジ脇に設置、リズムさんと名付け現在も弊店の相談役として大変ご活躍されております。

※注 リズムさんは非売品です。思い入れのある一品というお題にピッタリだったのでご紹介しました。僕らがヨーロッパの蚤の市で体験した奇跡のような出会いが当日ご来場される皆様にも訪れますように!

▼リズム&ブックスさんの或る1日のスケジュールを教えてください
リズム&ブックスの平均的な1日
11:00 出勤/自転車で10分
12:00 開店/外棚を出してお掃除して……
16:00 ネット注文発送/16時までに!
22:00 閉店/その後だいたい残業
25:00 帰宅/自転車で10分
・仕入れ/買取りがある場合は基本的に午前中にします。
組合の市場へ仕入れに行く場合は16時頃開店。


▼お店の外観
 

▼カタログ予習帳

リズム&ブックス
http://rhythm-books.com/
東京都渋谷区富ヶ谷1-9-15 星ビル101
tel. 03-6407-0788

絵本の古本屋MAIN TENT(東京/MAP080)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
とあるスロバキア人家族の古いアルバム
仕入れはチェコだったが、列車でハンガリーに移動中に一緒になったスロバキア人に、これにはもうなくなってしまった古い生活がおさめられている。大切にしてくれ。とお互い片言の英語で話した。
 

▼絵本の古本屋MAIN TENTさんの或る1日のスケジュールを教えてください
チェコ買い付け
10時 買い付け開始 市内の古本屋をトラムや地下鉄を使いひたすら回る。
12時 お昼を食べる時間は勿体ないので、ポケットに突っ込んでいたパンとチーズを歩きながら頬張る。
18時 古本屋の閉店と同時に買い付け終了、約10件300冊ほど
19時 ホテルに戻り、別行動の妻と娘1歳と合流
20時 レストランでチェコビール
21時 娘が寝たら郵便局へ荷物を送りに。3往復。
24時 郵便局が閉まるとともに終了。帰宅してシャワーを浴び、ビールを飲み切る前にソファで寝落ち。

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳


 
絵本の古本屋MAIN TENT
http://maintent-books.com
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-3-102
tel.0422-27-6064

東京くりから堂(東京/MAP090)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
戦前の地図や案内、路線図など旅のいろいろ。昔の旅に想いを馳せて、自分もその時代の旅人になれた気分になれて……思わず没頭してしまいます。

 


▼東京くりから堂さんの或る1日のスケジュールを教えてください
地方(遠方)の市場へ出張の一日
東京には無い、戦災のない土地の市場に行って、古い面白いものを探しに行きます。早朝、東京を発ち遠方の市場に間に合うように出発します。景色を楽しみながら旅気分は役得……。だいたい午前9時ごろ出品物と真剣勝負。セリに参加の皆さんに負けないように……。午前10時をすぎるころ、思い通りの品物を入手! できたりできなかったり、気分を切り替えていかないと次のセリに影響します、この仕事一喜一憂はしていられません。お昼頃それでも欲しいものが他の業者さんの手に行くのを、涙を飲んで眺めていたり、入手できたお気に入りを並べてにんまりしたり……。午後5時ごろ、落札品を車に積み込んで帰京。こんな感じで集めたいろいろ、蚤の市に並べますのでお楽しみに。

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳


 
東京くりから堂

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