「第6回東京蚤の市」へご来場いただいた皆さまへ

_DSC2728写真:木村雅章

2014年11月29日と30日の2日間、「第6回東京蚤の市」にお越しいただき、本当にありがとうございました。大粒の雨に打ち拉がれそうになりながらも、その雨あがりに雲間から射し込むまばゆい陽の光に救われた初日。雲ひとつない11月最後の秋晴れが気持ちの良い2日目まで、実にたくさんの感情が交錯した2日間でした。

前回の「第5回東京蚤の市」を終えたとき、イベントの主催者として自身を再度見つめ直しました。その結果、今回の開催では出店者様の搬入にはじまり、会場全体のレイアウト、お客様の入場方法まで、様々なところで変更や改善を試みました。その全てが最善の手段であったかどうかはこれからの宿題となりそうですが、その結果、ご来場いただいた皆様がどのような気持ちでこの2日間を過ごしていただくことができたのか。鮮やかに色付いたイチョウのように、少しでも希望に満ちたものであることを願うばかりです。

_DSC3184_DSC2119「ここを訪れるすべての人々にとって、笑顔あふれる特別な1日でありますように」

そんな祈りにも似た願いのもと、一年に2回だけ開かれるこの蚤の市も今回で6回目、関西を含めると7回目の開催を数え、気付けば3年目を終えようとしています。古き良きものを愛でる“人の想い”が、ひとえ、ふたえと積み重なり、歳を重ねていくその様は、まるで、時間を宿し続ける古いものが新しい持ち主へと受け継がれていくことそのもののようで、私達手紙社にとっても、これから先の未来へと受け継いでいきたいと心から思えるイベントとして成長を遂げることができました。

出店者、出演者のみなさま。開催に際し大きくご協力賜る京王閣、調布市のみなさま。ボランティアスタッフのみなさん。そして、ご来場いただくみなさま。これまで「東京蚤の市プロジェクト」に関わってくださった全ての人へかぎりない感謝を捧げます。本当にありがとうございました。

_DSC1835この先も、「東京蚤の市プロジェクト」は続いていきます。来年以降はさらなる新天地で、はじめましてのご挨拶ができそうな光明も、淡くうっすらと見えてきています。

古き良きものを愛でる“人の想い”がある限り、何処にもない、誰も見たことのない、けれども“だれもがワクワクするような、暮らしに根付き、たくさんの人に愛される蚤の市”へと成長を続けていけると信じています。そんな夢物語を、どうかこれからも私達と一緒に綴ってもらえたら幸いです。

_DSC3377これから寒さが厳しい季節へと向かいます。2014年最後の蚤の市、その祝祭で手にした恵みを糧に幸多き冬を過ごし、そしてまた、初夏の風薫る頃にみなさまと再会できることを願っています。

その日まで、どうかみなさまお元気で。

第6回東京蚤の市編集長
手紙社 加藤周一