11.3.SUN

【出店者紹介】真映社「手作り製版ワークショップ 樹脂版でオリジナルスタンプを作ろう」(東京都)

 

TOP1 印刷の世界の“古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」。続いては、活版クリエイターを支える存在、印刷に必要な版を作る製版会社「真映社」の「手作り製版ワークショップ 樹脂版でオリジナルスタンプを作ろう」をご紹介します。ネガに直接イラストや文字を書いていただき、凸版を作るワークショップ。作った版は、積み木のような台木に貼り、スタンプに。もちろん、お持ち帰りいただけますよ。早速、版の作り方をご紹介しましょう!

2①小さなライトテーブルの上でネガに絵を描きます。反転させて描かなくても大丈夫

3②転写機に、樹脂の板とネガを重ねて密着させます

4③紫外線のランプで光を当てます。ランプを入れるところを改造しています。真映社社長自慢の一品。「感光性樹脂版」の名の通り光が当たったところが硬くなります

5④続いて、洗い出し。ブラシを敷き、水を入れたシンクの中で板をグルグル動かします。光が当たらなかったところが洗い出されます

6⑤細かいところは歯ブラシでゴシゴシと

7⑥樹脂版の出来上がり!

8⑦最後は、用意した木の土台に版をつけてオリジナルのスタンプとしてお持ち帰りいただけます

通常、紙に描かれたものを撮影したり、データでいただいたものを出力して作るネガを手書きで体験できるとても貴重な機会です。製版のプロフェッショナル、真映社さんならではの企画。ご参加は当日会場での受付なので、ぜひとも体験してみてください!

【真映社「手作り製版ワークショップ 樹脂版でオリジナルスタンプを作ろう」】
日時/11月9日(土)・10日(日)
参加費/500円
参加方法/開催中、随時受け付け

【真映社 角田光正さんに聞きました】
Q1 自己紹介をお願いします。

製版屋の真映社です。活字屋に勤めていた父親が「これからは製版だ」と50年前に創業しました。

Q2 当日はどのようなワークショップを行っていただけますか?
スタンプ作りを通じて、樹脂版の製造過程を知っていただきます。ネガに直接、文字や絵を書いていただき、それを樹脂のスタンプします。大きさは3センチ角の四角、または直径3センチの丸の2種です。

Q3 来場する方へひとことメッセージをお願いします!
小学生も参加できます。むしろ、小学生のほうがうまいです。大人のみなさんも子供になった気分でご参加ください。

【店舗情報】
真映社
東京都千代田区神田錦町1-13
tel. 03-3291-3025
http://www.shin-ei-sha.jp

Category: ワークショップ, 東京活版展