バターのいとこ(栃木/MAP128)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
この秋に発売されたバターのいとこの新商品「バターのいとこCACAO」
バターのいとこは生産者がバターを作る過程で生まれる「無脂肪乳」をミルク感たっぷりのゴーフル生地でサンドしたおやつですが「ふわっ、 シャリッ、 とろっ」とした食べるごとに変わって行く食感の楽しさはそのままに、新商品の「CACAO」は生地とジャムにグァテマラ産のカカオを使用したチョコレート味。チョコレートの原料のカカオってフルーツだったんだと想い出させる果物味が特徴です。

「アグロフォレストリー」
地球温暖化の要因となっている森林伐採。二酸化炭素を吸収する森の再生は僕らみんなで考えなくてはならない課題ですが「バターのいとこCACAO」で使っているのは、アグロフォレストリー(森林農業)というカカオを栽培するのに、森林を伐採し耕地にせずに、自然の森林の中で栽培されたカカオ豆。なので森林が持つ生態系をそのままに、二酸化炭素を吸収してくれるコトと、農業を営むことにより森林の維持管理をすることを両立させています。そして食べることで僕らもその活動を支援することができちゃうんです! 美味しいモノを食べると環境をまもる活動にも関われるのは無理がなく続けられるのではないかなと思います。

チョコレートの「茶色」のイメージより、今回はカカオに注目したのでカカオポットの鮮やかなピンクをイメージした「カカオ色」のパッケージとなっています。今回の「バターのいとこCACAO」に込められた想いは那須地域の生産者と共に作れるのはもちろん。地球の反対側にいてこの自然環境を想う人たちともバターのいとこを通して繋がれたらよりハッピーだなと思いました。日本という離れた場所にいてもチョコレートや珈琲など日常的に食べるものを通して知って感じられたらと思うのです。「Think Globally, Act Locally(地球を想い、地域で行動する)」このお菓子にはそんな想いがつつまれてあります。

 


▼バターのいとこさんの或る1日のスケジュールを教えてください
製造スタッフの一日です。
9:30  出社後作業着に着替え朝礼
10:00 作業開始
12:00 お昼ごはん
13:00 作業開始
15:00 作業終了方つけて退社
働き方=暮らし方に繫がるものとして捉えていますので一日の作業をなるべく4時間としています。倍の8時間で作業すれば倍の製造量になりますが、短い時間で製造することによって一つ一つ丁寧な作業をするベースをつくるモノだと思うからです。それは食べてくださる方にとっても良いモノになると信じています。

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

バターのいとこ
http://butternoitoko.com
栃木県那須塩原市高砂町6ー3
tel. 0287-74-5156