izaura(愛知/MAP050)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
古いガラス特有の揺らぎがとても綺麗な、19世紀終わり頃につくられたフランスのタンブラーグラス。暮らしにさりげなく寄り添い、その造形がインスピレーションを与えてくれる。当店の活動の原点とも呼べるアイテムです。
 

▼izauraさんの或る1日のスケジュールを教えてください
フランスでの買付のとある1日

5:30 / 早朝、目当てのマーケットへと車を走らせます。朝焼けがとても美しい。

7:00 / 自らの琴線に触れるアンティークを仕入れる。昼過ぎまで何箇所かのマーケットをはしごします。

14:00 / 町並み、お店や住居の内装等のインプットも怠りなく。この日は織物工場の資料館を訪れ、古い機械を見学。仕入れの合間に現地で見聞きした小さな蓄積が自分のお店づくりに役立っています。

17:00 / 仕入れたアンティークの撮影などもしつつ、翌日からのスケジュールを確認。

淡々と、しかし確かな手応えを感じつつ買付の日々を過ごしています。
 
 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

izaura
https://online.izaura.net
愛知県名古屋市中川区戸田3-1611-2

idola(京都/MAP034)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
スフレビーズ(吹きガラスの製法で作られた軽くて繊細なガラスビーズ1)。ある時、フランスの蚤の市で見つけたスフレビーズ。吹きガラスで作られたそのビーズは、まるでスフレのように軽く、そして繊細でありながらも色や形の多種多様なところに惹かれて20年かけてこつこつと集めてきました。

 

▼idolaさんの或る1日のスケジュールを教えてください
10:30 お掃除、商品の補充など。お店のOPEN準備をします。
11:00 お店OPEN。WEBSHOPのご注文確認やSNSのアップやメールの確認など担当ごとに作業を始めます。ご来店のお客様の対応をしつつ……イベント準備をしていきます。

ワクワクするビーズパックを作ったり……

材料のイメージが付きやすいように可愛いアクセサリーを作ったり……

 

 

 

▼お店の外観

▼カタログ予習帳

idola
www.idola-kyoto.com
京都市中京区三条通富小路角SACRAビル3F
tel.075-213-4876

houti(千葉/MAP051)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
古い裁縫箱から見つけ出した綺麗なボタン
コツコツ集めていたものをボタンシートにしました。

 


▼houtiさんの或る1日のスケジュールを教えてください
ある日の骨董市

1:00 / 君津市の自宅を出発
3:00 / 会場到着
5:00 / お店作り&接客
13:00 / 撤収作業
17:00 / 自宅に到着

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

houti
http://www.houti-8.com
千葉県君津市
090-5524-3938

ironmonger(香川/MAP066)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
昔の大工さんが使っていたなんてことない折尺定規ですが、昔々実家の金物屋で祖母が仕入れたもの。今現在は閉店してしまったが、まさか自分が買い取って販売することになるとは思ってもみませんでした。高いものではありませんが、一つ一つ大事に販売しています。

 

写真
▼ironmongerさんの或る1日のスケジュールを教えてください
9:00 古物買取業務/依頼のあったお宅へ訪問し、買取できる古道具を査定
10:00 荷出し作業/買取した品物を荷出し
13:00 店舗オープン/仕入れてきた品物を掃除、メンテナンス

| 接客、売り場整理など

19:00 店舗クローズ
|  倉庫へ移動
20:00-22:00 倉庫にて / 古物市場へ出品分を仕分け作業

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

ironmonger
http://iron-mongers.com
香川県高松市大工町7-15 アカネビル2階
tel.087-802-2200

Float Gallery Antiques(愛知/MAP032)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
Hareペンダントトップ /silver (買い付け地:イギリス)

女性ディーラー「これはラビットではなくって。え〜っと、なんと言ったかしら……そう! これはHare(ヘア)っていう動物なの。」
私「それはウサギの一種なの?」
女性ディーラー「そうよ。でももっと大きいの。耳ももっと大きいわ。」
私「大きいウサギ? ピーターラビットもそれの仲間かい?」
女性ディーラー「あれはラビットって言ってるからラビットでしょう。」
私「うん、確かに。見たことないから後で調べてみるよ。“H,a,r,e.”だね。教えてくれてありがとう。」
その後、調べてみたら、hareは野ウサギでrabbitよりも耳が長く、繁殖期にはちょっと凶暴になるのだそうだ。イギリスではウサギと野ウサギは違う動物だとして認識されているということは私には新しい発見だった。不思議の国のアリスに登場する白ウサギ(rabbit)と三月ウサギ(hare)、そのキャラクターの違いを思い出して、なるほどと感心した。

 

▼Float Gallery Antiquesさんの或る1日のスケジュールを教えてください
とある買い付けの半日
4:15 / 夜明け前のロンドン。バス停ですぐにやってきたナイトバスに乗り込む。2階最前列が空いているのを確認すると外のバス停が見やすいように左側に座る。この席が空いているときはちょっとだけ得した気分になる。バスに乗るや否や降り出した雨。
5:00 / 清掃車や荷降ろしをする商用車の物音にゆり起こされるように今日も街が動き始めるその頃、既に何人かのディーラー達は商いを始めていた。後を追うように大きなカバンを持って、1人、また1人とディーラー達がやってきて、自分の持ち場についてはおもむろに荷物を広げ始める。
6:00 / 犬を散歩しながら品物を見ている女性は近所の人だろうか。あっちの人だかりが出来ているお店の店主は、大きく開いたガマ口のカバンから得意げに今朝初めて見せる古い銀製品を次々と取り出してはテーブルに並べていく。テーブルを取り囲んだ群衆は、まるで手品の種を明かしてやろうとしているかのように、次に何が出て来るのか、食い入るように男の手を見つめている。私はその人混みを横目に歩く。まだ人もまばらなマーケットを縫うように進みながら、めぼしい店、めぼしい品を探し歩く。ほとんどの店が準備を終えたころ既に何周かまわって一通り買い終えたからと時計に目をやるとまだ9時にもなっていなかった。たまたま仕入れで来ていた馴染みのイギリス人ディーラーに出喰わして「今朝は良く買えたかい?」などと挨拶を交わし、それからマーケットを後にした。一時強く降り出した雨も今は霧のように風に舞うだけ。
9:30 / 霧雨のなか帰りのバスもすぐに捕まえた。
10:30 / バスを降りる時に雨はすっかり止んで、気持ちの良い空が広がっていた。何か昼御飯を作って、その後少し昼寝をして……そう考えたらもう十二分に良い一日だと思えた。

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

Float Gallery Antiques
Instagram
https://www.instagram.com/float_antiques/
Facebook
https://www.facebook.com/FloatAntiques/

nonsense shimokitazawa(東京/MAP008)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
1970年代にノリタケ・クリスタルより販売されていたクラフトコレクションの調味料入れたちです。右から、しょうゆ/ソース/オイル入れ2型、からし入れ、塩/胡椒入れ。しょうゆ入れ2型は、1973年にグッドデザイン賞受賞。デザインは、ガラス作家でノリタケ・クリスタルのデザイナーをつとめた、小林貢氏によるものです。

当時このクラフトコレクションシリーズは、ノリタケ・スローガンとして「食器は財産」とうたい(生活文化を育てる心の財産という意味で)、「これからは量より質の時代になる」という先見のもと、個性的で美しいものづくりを目指した、熟練の技術者(職人)と優れた設備、そしてデザイナーの三位一体によって生み出された傑作です! 40年以上前ながら、当時のものづくりの熱量が今なお感じられ、見つけるたびに嬉しくなります。

 


▼nonsense shimokitazawaさんの或る1日のスケジュールを教えてください
修理担当スタッフのある1日です(写真はチークエクステンションテーブルのレストア風景から)。

お天気の良い時は、青空のもと日暮れまでひたすら作業を続けます。その後店に運び込んでから、最後の仕上げ(オイルフィニッシュ)をして、艶々のテーブルをセッティングして完了です!

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

nonsense shimokitazawa
https://non-sense.jp
東京都世田谷区代沢5-6-16
tel.03-3418-0530

muguet du premier mai(愛知/MAP001)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
フランスで出会った壺
フランスでの仕入れはいつも歩いては買って歩いては買っての仕入れ。心ときめくモノに出会っても重かったり大きかったり割れものだったり。もう荷物がいっぱいだと泣く泣く諦めることもあるのですが、この壺はそんな状況の中でもがんばって持ち帰った思い出の壺。

 

▼muguet du premier maiさんの或る1日のスケジュールを教えてください
10:00 / お店に到着 掃除・水やりを終えてオープンまでの時間ハーブティを飲んでまったりします
11:00 / お店オープン
13:00 / HPの写真を撮ったりしながら接客
15:00 / いつものお客さまとお茶タイム
16:00 / ディスプレー替え
17:00 / お店閉店

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

muguet du premier mai
http://muguet5.com
名古屋市名東区小池町435 フジビル101
tel.052-773-2300

N°CONCEPT(東京/MAP010)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
フランス買い付けの最終日、パリに戻って、バスティーユの宿からモントルイユの蚤の市に期待薄で出かけたのですが、大量のガラクタを扱っていたおじさんの、荷物(品々)の山から掘り出した1冊の古本。ほとんどジャケ買いでした。もう買い付け資金が底をついていたので、小銭をかき集めて「これが持ち金全部」と、身振り手振りでおじさんに伝え、なんとか譲ってもらった一品。

 


▼N°CONCEPTさんの或る1日のスケジュールを教えてください
イベント出店時の一例

前日:出品商品のセレクト~陳列シミュレーション~荷造り
6:30 / イベント会場へ移動 (車 or 電車移動)
7:30 / 会場着~主催本部での出店手続き
8:00 / 出店ブース設営~商品ディスプレイ (註:写真は手持ち出店の例)
9:00 / イベント開始~接客・商品説明
16:00 / イベント終了~撤収作業
18:00 / 店に戻り、会計処理
翌日:荷解き~出店用備品の片付け

 


▼お店の外観

▼カタログ予習帳

N°CONCEPT
https://no-concept.net
東京都港区高輪2-15-11 高輪ホワイトマンション304号室
tel.090-1102-1126

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