CO-(東京/MAP056)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください

アンティークのシューボタン。ボタン屋になる前にロンドンのマーケットで買ったアンティーク缶にとっていたものと、ロンドンの路上で見知らぬ女性に突然いただいたもの。偶然にも同じボタンだったことから、ボタンが気になる存在に。今ではお守りがわりに、箱に入れていつもそばに置いています。

▼出店名さんの或る1日のスケジュールを教えてください
冬の買い付けの一日

4時半 起床
5時半 郊外のマーケットに向けてホテルを出発
6時半 マーケットに到着

12時過ぎまで買い付け 同業者さんたちとランチ

ホテルに戻って、買い付け品の整理

気がついたらもう夜

 

▼お店の外観

▼カタログ予習帳

CO-
https://co-ws.com
東京都千代田区東神田1ー8ー11 森波ビル1F
tel.03-5821-0170


cocon(大阪/MAP059)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
この仕事をはじめた2003年頃に出会った木製の折り畳みハンガーです。手仕事の跡が残る存在感ある姿に一目惚れしました。オリジナル商品も作ってしまう程のハンガー好きな私にとって、もっとも愛着のある一品です。

 

▼coconさんの或る1日のスケジュールを教えてください
ロンドン郊外への買い付けの1日
04:00  夜明けまじかに起きだし、バスを乗り継ぎマーケットに向かいます。
06:30  到着 会場に着く頃には眠気も消え、買い付けモードに。
11:00〜 買い付け終了 
14:00 帰宅 大量の荷物を持って一旦家に戻り、食事を済まし、買い付けたものを整理(メンテ・記録・撮影)します。
16:00〜 フリー 夜9時過ぎても明るい時期は、それから美術館に行ったり、ショップ巡り、散歩など、ロンドンでの暮らしも楽しみながら、1ヶ月ほど買い付けをしています。

▼カタログ予習帳

cocon
http://www.cocon-z.com/
https://www.instagram.com/cocon_fuf/
Instagram

ALEXANDER-PLATZ(神奈川/MAP043)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
「スイス軍の山岳部隊用ザック」
本牛革を使ったザックで10年ほど前初めて見たときに一目で気に入り、その後買付けに行くたびに必ず見つけて仕入れています。

▼ALEXANDER-PLATZさんの或る1日のスケジュールを教えてください
或る1日のスケジュール(買付け)

1:00 出発/蚤の市の会場が少し遠いので深夜にホテルを出発(レンタカー)
4:00 会場到着/会場の駐車場がまだ開いていないので車で仮眠
6:00 買付け/会場が広いので買ったものを車まで運ぶのが結構面倒で何往復もする
16:00 買付け終了/荷物を車に積みホテルに帰る
20:00 荷物をホテルの部屋に運ぶ/ホテルにエレベータが付いているととても楽

▼お店の外観

▼カタログ予習帳

ALEXANDER-PLATZ
instagram:alexanderplatz-antiques
神奈川県海老名市

33&1/3(山梨/MAP044)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
フランスの古いインク吸引紙を、東京蚤の市へ初めて参加した時から愛着をもって毎回出品しています。当時の可愛らしいイラストを集めるために蚤の市を巡り、今では出店のかたちでもたくさんの蚤の市へ赴いています。大好きなヴィンテージのコレクションを通じた出会いは、また次に機会に導いてくれています。

▼33&1/3さんの或る1日のスケジュールを教えてください

山梨県甲府盆地を見下ろしながら、出店する蚤の市へ向かう

12:00 カフェも出店する中で、フランスの古物の展示販売を行う


18:00次のイベントに向けて、商品の袋詰めを続ける

▼お店の外観

33&1/3
http://www.33anda3rd.net/

antique shop menu(神奈川/MAP054)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
イギリス ハーバードテリー&サンズ 「アングルポイズ」
オープン以来、お店に欠かすことなく扱ってきたとても思い入れのあるランプです。1930年代に発表され、デスクランプの原型とまで言われる不動の人気アイテムです。近年は初期型の1227が復刻されて、より古いものへの評価が高まってきています!

 


▼antique shop menuさんの或る1日のスケジュールを教えてください
買付けの1日をご紹介します。
6:00 出発。
9:00 蚤の市で仕入れ。
12:00 移動しながらアンティークショップを回ります。
17:00 お店は17時で閉店なので仕入れも終わり。
19:00 宿へもどり、商品の仕分けと梱包。
23:00 就寝。
これ×12日間です。

▼カタログ予習帳

antique shop menu
www.menu2008.com
神奈川県平塚市松風町30-16
tel.0463-22-4139

Float Gallery Antiques(愛知/MAP009)


▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
Hareペンダントトップ /silver (買い付け地:イギリス)

女性ディーラー「これはラビットではなくって。え〜っと、なんと言ったかしら……そう! これはHare(ヘア)っていう動物なの。」
私「それはウサギの一種なの?」
女性ディーラー「そうよ。でももっと大きいの。耳ももっと大きいわ。」
私「大きいウサギ? ピーターラビットもそれの仲間かい?」
女性ディーラー「あれはラビットって言ってるからラビットでしょう。」
私「うん、確かに。見たことないから後で調べてみるよ。“H,a,r,e.”だね。教えてくれてありがとう。」
その後、調べてみたら、hareは野ウサギでrabbitよりも耳が長く、繁殖期にはちょっと凶暴になるのだそうだ。イギリスではウサギと野ウサギは違う動物だとして認識されているということは私には新しい発見だった。不思議の国のアリスに登場する白ウサギ(rabbit)と三月ウサギ(hare)、そのキャラクターの違いを思い出して、なるほどと感心した。

 

▼Float Gallery Antiquesさんの或る1日のスケジュールを教えてください
とある買い付けの半日
4:15 / 夜明け前のロンドン。バス停ですぐにやってきたナイトバスに乗り込む。2階最前列が空いているのを確認すると外のバス停が見やすいように左側に座る。この席が空いているときはちょっとだけ得した気分になる。バスに乗るや否や降り出した雨。
5:00 / 清掃車や荷降ろしをする商用車の物音にゆり起こされるように今日も街が動き始めるその頃、既に何人かのディーラー達は商いを始めていた。後を追うように大きなカバンを持って、1人、また1人とディーラー達がやってきて、自分の持ち場についてはおもむろに荷物を広げ始める。
6:00 / 犬を散歩しながら品物を見ている女性は近所の人だろうか。あっちの人だかりが出来ているお店の店主は、大きく開いたガマ口のカバンから得意げに今朝初めて見せる古い銀製品を次々と取り出してはテーブルに並べていく。テーブルを取り囲んだ群衆は、まるで手品の種を明かしてやろうとしているかのように、次に何が出て来るのか、食い入るように男の手を見つめている。私はその人混みを横目に歩く。まだ人もまばらなマーケットを縫うように進みながら、めぼしい店、めぼしい品を探し歩く。ほとんどの店が準備を終えたころ既に何周かまわって一通り買い終えたからと時計に目をやるとまだ9時にもなっていなかった。たまたま仕入れで来ていた馴染みのイギリス人ディーラーに出喰わして「今朝は良く買えたかい?」などと挨拶を交わし、それからマーケットを後にした。一時強く降り出した雨も今は霧のように風に舞うだけ。
9:30 / 霧雨のなか帰りのバスもすぐに捕まえた。
10:30 / バスを降りる時に雨はすっかり止んで、気持ちの良い空が広がっていた。何か昼御飯を作って、その後少し昼寝をして……そう考えたらもう十二分に良い一日だと思えた。

 

▼カタログ予習帳

Float Gallery Antiques
Instagram
https://www.instagram.com/float_antiques/
Facebook
https://www.facebook.com/FloatAntiques/

antiquus days(京都/MAP047)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
「ストレートのビストログラス」
手吹きで作られていて一つ一つ微妙に形が違い、きっちりと作られないところに魅力を感じます。ワインは勿論、アイスコーヒーやジュース、何を入れても美味しそうにみえて、日常使いにピッタリのグラスです。

▼antiquus daysさんの或る1日のスケジュールを教えてください
日の出前から、懐中電灯を持ち、蚤の市に出かけます。ごはんはパン屋さんでクロワッサンを買って食べながら蚤の市をウロウロ。
お昼はフリット屋さんで揚げたての山盛りポテトとソーセージ。お昼から、夕方まで蚤の市巡り。とにかく、いっぱい歩きます。

▼お店の外観

▼カタログ予習帳

antiquus days
http://antiquusdays.mystrikingly.com/
京都府長岡京市開田3-3-10ロングヒル1F
tel.075-201-8308

citrus paper(大阪/MAP018)

▼思い入れのある一品とそれにまつわるエピソードを教えてください
「ヴィンテージベア」
これまで沢山のテディベアを扱ってきました。惹かれるポイントはいつも目元。”運命の出会い!”そう思わせてくれる子に出会い、日本へ連れて帰ります。この子はチェコで出会ったとびきりステキなガラス目のクマです。ディーラーのおじさんが目元を指して魅力をアピールしてくれました。ボヘミアガラスで定評のあるチェコ。その美しく潤んだ輝きをぜひご覧ください。

 

▼citrus paperさんの或る1日のスケジュールを教えてください
〜買付けの旅編〜
5:00 まだ真っ暗な中、バイヤーやコレクターの集まるマーケットへ。アンテナを張り巡らせてお宝を物色。日が昇る頃には終わってしまう市は、時間との勝負!
9:00 引き続き3つほど蚤の市を回る。新規開拓先の郊外へも足を伸ばしてフル活動。
15:00 午後からはアンティークショップや道具屋を覗きながら仕入れをしつつ、ディスプレイや企画のアイディアを巡らせる。迷い込んだ建物の奥で思わぬ風景を目にすることも。
18:00 買付業務終了。ヨーロッパの商店はだいたい17時や18時できっちり店を閉めるので、閉店時間もしっかり頭に入れておきます。
しっかり歩き回った一日のご褒美は、素晴らしい夕暮れの景色。
21:00 買付た商品の写真撮り。記憶が新しいうちに、場所やショップ、エピソードなども記録してリストを制作。
23:00 明日のスケジュール確認。移動日の場合、列車出発時刻確認は入念に。

 


▼お店の内観

▼カタログ予習帳

citrus paper
〒542-0081大阪市中央区南船場4-9-14 第一丸米ビル202
tel. 06-6245-1631
http://citruspaper.net

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