東京蚤の市の古書店街に新しいお店がやってくる。古書フリークにとってはうれしいニュースだろう。早稲田通り沿いに店舗を構える「丸三文庫」は古本通好みの本を得意としつつ、同業者も一目置くという映画プレス、パンフレットや展覧会図録などのラインナップも充実した店だ。建築・デザイン・サブカル系にも裾野は広がっているので、古書店街でもまたひと味違った古本通をうならせる一角となるにちがいない。
映画パンフレット「虹男」ニューエクラン 監督:牛原虚彦
映画パンフレット「LSD 5ドルで天国!?」
映画チラシとプレスシート「酔いどれ詩人になるまえに」原作:ブコウスキー 主演:マット・ディロン
【丸三文庫 さんからご来場いただくみなさまへメッセージ】
初参加の丸三文庫です。早稲田で古本屋を開いて5年になります。会場には本はもちろん映画パンフ・映画チラシ・時刻表なんかも持っていきます。
東京都新宿区西早稲田3-21-2-2F

古いモノとかわいいモノの相性の良さを、乙女の心をターゲットにして伝えてくれる「ぱらり書房」。そのキュートな本のラインナップは、ものの見事に乙女心をしっかりと掴んで離しません。昔、どこかで誰かに大切にされた一冊が、今、新たな持ち主との出会いを待っている。手に取る人が変わっても、“大切にされる”という事実は一緒。乙女の古本屋として店主が選んだ、レトロな魅力たっぷりな、たくさんの本が待っています。



昭和の女の子たちの愛読書たち
古いものならでは愉快さ、かわいさあふれる本をご準備したいと思います
人は悔しいくらい良いものに出合ったとき、にやりとする。「suiran」の本棚と出合ったとき、これからお見せする写真を見たとき、思わず笑みがこぼれたのだ。
その時代の”新しさ”に触れられる本
グッとくる装丁の本
自然を楽しみたくなる本
町に“良い本屋”がある。それは至ってシンプルなことだが、“良い町”であるための大切な要素のひとつだ。



まるでおもちゃ箱をひっくり返したような「リズム&ブックス」の店内には、一癖も二癖もあるヘンテコな古本や、リズムを奏でるレコード、マニアにはたまらないであろうキノココレクションがぎゅっと詰め込まれています。より「リズム&ブックス」らしさを感じて欲しいと、東京蚤の市への意気込みは十分です。古本ライフに刺激がほしい、新しい風を吹き込みたい。そんなことを思っているそこのアナタ。ぜひ足を運んでみてください。
ロシアの絵本
毎回好評のオリーブ創刊号から400冊近くご用意しました
キノコ本は世界中から
古書店はかくあるべき、という固定観念に捉われたくないと話す「東京くりから堂」の店主・土屋貴司さん。その言葉は店内に所狭しと並ぶ本を見れば納得していただけるだろう。ファンには垂涎ものの音楽雑誌の横には美術書が。絵本の側には写真集が並ぶ。“好き”をとにかくなんでも詰め込んだという店内には、絶妙な居心地の良さが漂う。あなたが追い求める分野の一冊が、新たな世界への扉を開いてくれる一冊が、ここにはあるかもしれません。
50’s~60’Sの当時の広告
海外の古い時刻表
店主の宮重倫子さんが営むちいさな古書店「JulyBooks/七月書房」。本に触れることができる機会を少しでも広げたいという願いに包まれた場所。ともすれば馴染みのない人にとっては入り辛いイメージもあるであろう昔ながらの古書店。けれどもここはそんな雰囲気からは程遠い。すっきりとした白壁、清潔感漂う店内には、古書はもちろんのこと、雑貨や文房具、人気のキャラクターのフィギュアなどが並び一見雑貨店のようだ。難しく考えず、心が動く一冊を見つけてほしいと準備を進めているようですよ。
前回好評だったoliveを今回も持っていきます
チェコや北欧、アメリカなどのかわいい海外絵本
暮しの手帖や、味のある料理本、生活系の本など
文化のある町、西荻窪。そこには小さいながらも煌めく感性を持つ店主が営む古書店やアンティークのお店が並ぶ。「にわとり文庫」はその地で、絵本や児童書、さらには探偵・ミステリ・SFなどのジャンルも取り扱う古本屋。その充実したラインナップからは、店主の本への愛情とセンスを感じます。当日は本だけではなく、紙好きにはたまらない、ヨーロッパの古い紙ものも持ってきてくれますよ!
アメリカで販売されていた1950年前後の10セントコミックス、裏面の広告も魅力的
古くて面白い本いろいろ持って行きます
ヨーロッパの古い砂糖袋やマッチラベルなど紙ものもいろいろ
その場にたどり着いて感じる、「こんなところにあるんだ!」という驚き。それは「SNOW SHOVELING BOOKS & GALLERY」の店内に足を踏み入れることで更に大きくなる。バル、隠れ家、大人のたまり場…。そんな印象を感じさせ、古書店、と呼ぶことをためらってしまうほどだ。文字を、活字を楽しむことができるのはもちろんのこと、それだけに捉われない空間づくりは、これからの古書店の在り方を考えさせるような貴重な存在だ。
本はその日の気分で持って行きます
村上春樹の本から引用したTシャツやスウェットなど
海外のブックショップのトートやフレームなど
Whytrophy×snow shovelingのハンドメイドロゼットなど