印刷の世界の”古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」！　続いては「ズアン課」をご紹介します。グラフィック・webデザイナーであるスズキチヒロさんが活版印刷にまつわる人や物事、歴史に魅了されたのは数年前のこと。何年も写真を撮り続けるうちにご自身でも活版印刷のプロダクトを手掛けるようになったそうです。 活版印刷と現代のデザインを組み合わせた美しい作品の数々をご覧ください。

「5591CARD」1枚1枚紅茶で染めて木活字と金属活字を組んで刷りました。ほんのりドイツのハーブティーの香りがします

ドイツのglassine袋に活版印刷しています

神奈川県まつざわ印刷さんの和紙便箋

埼玉、小川町で漉いてきた不思議なカタチの和紙を使った印刷物 （http://www.zuan-ka.com/p/ogawa/）

文字にまつわるzineは「活字」が表紙です

数字をテーマに準備をすすめています。日本の初号数字や、アメリカの大きな木活字を印刷したもの。英国の木活字を印字した数字の箱など

【ズアン課 スズキチヒロさんに聞きました】
01 自己紹介をお願いします。
ズアン課と申します。グラフィック、webデザイナーを生業としております。活版印刷と、そのまわりの機械や道具や職人さんに魅了され、何年も写真を撮り続けているうちに、自分でも印刷をはじめてしまいました。活版印刷を現代のデザインにも生かせないか、日々楽しく悩んでいます。

02 当日はどのような作品をお持ちいただけますか？
木の活字と金属活字を使った小さな印刷物や、職人さんによる印刷物、文字にまつわるzineなど。活版印刷の、文字の美しさ、面白さや、空気を感じるものを。

03 来場する方へひとことメッセージをお願いします！
少しでも活版印刷の魅力に触れる機会になりましたら！

【作家情報】
ズアン課
http://www.zuan-ka.com