5.22.WED

【ワークショップ紹介】活版印刷体験コーナー「3組の作り手がデザインした東京活版展オリジナルポストカードをスタンプラリー形式で作ろう」

panfes_840印刷の世界の”古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」! 最後にご紹介するのは、この展示の目玉といっても過言ではないビッグ企画、活版印刷体験コーナー「3組の作り手がデザインした東京活版展オリジナルポストカードをスタンプラリー形式で作ろう」をご紹介します。

panfes_1216昨年9月に行われた「小さな活パン展」で行った、6台の活版印刷機を会場に並べ、ポストカードを作るワークショップがさらにパワーアップ。なんと、8台の印刷機と1台のエンボス機を組み合わせた合計9台の印刷機を使ってのワークショップとなります! 東京活版展に参加する8組の出展者と、手紙社に縁のある3組の作り手にご協力いただき、この一大ワークショップが実現しました。

panfes_11793組の作り手とは、今年に入ってから手紙舎で個展を行なってくださった「升ノ内朝子」さん、「kata kata」さん、そして、「西淑」さんの3組。それぞれに「世界旅行」をテーマにオリジナルのポストカード作っていただきました。早速、それぞれの絵柄をご紹介します!

升ノ内朝子①ギリシャに在住、世界を旅するイラストレーター「升ノ内朝子」さんが描いてくれたのは、異国への船旅の情景。升ノ内さんらしいかわいらしさ。

 kata kata②型染作家・テキスタイルデザイナー「kata kata」からは個展でも人気を集めたアホウドリが海を渡って旅する絵が届きました。黒い部分はエンボス加工で浮き上がってきます。出来上がりが楽しみ。

西淑 ③切り絵の技法を使うイラストレーター「西淑」さんは旅に持っていきたいものを描いてくれました。素敵!

きっと、活版印刷ならではの味わいのある作品となるはず! 他では絶対に体験できない、東京活版展限定の企画。みなさま、どうぞご参加下さい!

【活版印刷体験コーナー「3組の作り手がデザインした東京活版展オリジナルポストカードをスタンプラリー形式で作ろう」】
日時/5月25日(土)、26日(日)
時間/11:00~紙がなくなり次第終了
料金/
1枚 500円
3枚セット 1,000円
参加方法/開催中、随時受け付け

Category: ワークショップ, 東京活版展

5.22.WED

【出展者紹介】土佐和紙プロダクツ&竹村活版室(高知県)

活版室_店舗印刷の世界の”古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」! 高知県から「土佐和紙プロダクツ」と「竹村活版室」の活版印刷作品が届きますよ! およそ300種類の紙を持ち、中には世界に誇る薄さの紙もある土佐和紙。その土佐和紙の魅力を活かした作品が並びます。和紙に描かれる活版印刷の美しさを味わってみて下さい。

活版室_グリーティンググリーティングカード(竹村活版室)

活版室_レシピ レシピ(竹村活版室)

プロダクツ_原稿用紙原稿用紙(土佐和紙プロダクツ)

プロダクツ_領収書領収書(土佐和紙プロダクツ)

【土佐和紙プロダクツ&竹村活版室 竹村愛さんに聞きました】
01 自己紹介をお願いします。
[竹村活版室]
高知県高知市で小さな活版工房を営んでいます。

[土佐和紙プロダクツ]
高知市の2つのデザイン事務所が取り組む土佐和紙を使ったものづくりユニット。土佐和紙に活版印刷を施した商品も展開しています。竹村活版室もメンバーとして活動しています。

02 当日はどのような作品をお持ちいただけますか?
[竹村活版室]
①オリジナルグリーティングカードセット:洋紙と和紙の組み合わせのカードセット。封筒の形が、折って包むようになっていて、広げると一枚の和紙に手漉きの表情が見られます。カードのコットン紙との違いもまた楽しいです。

②レシピカード:自分だけのおいしい記憶を「残す」「伝える」ことをテーマに作りました。いわゆるレシピカードなのですが、手漉きの土佐和紙を選んでいます。母親や友人から聞く身近なレシピがきっと宝物になるのかも、と。贈り物としてもおすすめです。

[土佐和紙プロダクツ]
「土佐和紙+活版印刷」の原稿用紙やレターセット、一筆箋、そして領収書など、暮らしまわりの商品を集めました。

03 来場する方へひとことメッセージをお願いします!
今回、竹村活版室本人は不在のため築地活字さんのブース内でお世話になります。ですので、直接商品のご説明などできず申し訳ございません。が、ぜひじっくりご覧頂けると嬉しいです!

【店舗情報】
竹村活版室
高知県高知市宝町27-1
tel. 088-879-4088
http://takemura-kappan.com/

Category: 東京活版展

5.21.TUE

【出展者&ワークショップ紹介】真映社「手作り製版ワークショップ 樹脂版でオリジナルスタンプを作ろう」(東京都)


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印刷の世界の“古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」! 続いては、活版クリエイターを支える存在、印刷に必要な版を作る製版会社「真映社」の「手作り製版ワークショップ 樹脂版でオリジナルスタンプを作ろう」をご紹介します。ネガに直接イラストや文字を書いていただき、凸版を作るワークショップ。作った版は、積み木のような台木に貼り、スタンプに。もちろん、お持ち帰りいただけますよ。早速、版の作り方をご紹介しましょう!

①①小さなライトテーブルの上でネガに絵を描きます。反転させて描かなくても大丈夫

②②転写機に、樹脂の板とネガを重ねて密着させます

③③紫外線のランプで光を当てます。ランプを入れるところを改造しています。
真映社社長自慢の一品。「感光性樹脂版」の名の通り光が当たったところが硬くなります

④④続いて、洗い出し。ブラシを敷き、水を入れたシンクの中で板をグルグル動かします。光が当たらなかったところが洗い出されます

⑤⑤細かいところは歯ブラシでゴシゴシと

⑥⑥樹脂版の出来上がり!

⑦⑦最後は、用意した木の土台に版をつけてオリジナルのスタンプとしてお持ち帰りいただけます

通常、紙に描かれたものを撮影したり、データでいただいたものを出力して作るネガを手書きで体験できるとても貴重な機会です。製版のプロフェッショナル、真映社さんならではの企画。ご参加は当日会場での受付なので、ぜひとも体験してみてください!

【真映社 角田光正さんに聞きました】
01 自己紹介をお願いします。
製版屋の真映社です。活字屋に勤めていた父親が「これからは製版だ」と50年前に創業しました。

02 当日はどのようなワークショップを行なっていただけますか?
スタンプ作りを通じて、樹脂版の製造過程を知っていただきます。ネガに直接、文字や絵を書いていただき、それを樹脂のスタンプします。大きさは3センチ角の四角、または直径3センチの丸の2種です。

03 来場する方へひとことメッセージをお願いします!
小学生も参加できます。むしろ、小学生のほうがうまいです。大人のみなさんも子供になった気分でご参加ください。

【真映社「手作り製版ワークショップ 樹脂版でオリジナルスタンプを作ろう」】
日時/5月25日(土)、26日(日)
参加費/500円
参加方法/開催中、随時受け付け

真映社
東京都千代田区神田錦町1-13
tel. 03-3291-3025
http://www.shin-ei-sha.jp

Category: ワークショップ, 東京活版展

5.20.MON

【出展者紹介】晋弘舎活版印刷所(長崎県)

小値賀町活字_s印刷の世界の”古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」! 日本における活版印刷の“はじまりの場所”とも言われる長崎県。その長崎県の五島列島にある小さな島、小値賀島の「晋弘舎活版印刷所」をご紹介します。なんと、東京活版展のために小さな島を飛び出し、会場にお越しくださいます。活版印刷でラベルを印刷した島の特産品なども並んだブースでは、活版印刷と島の魅力を存分に味わうことができるはず。どうぞお楽しみに!

ポストカードポストカード
島の方言を使ったポストカードをメインに制作しています。小値賀島と活版の魅力を一緒に伝えたい想いでつくっております。イラストは、2代目の祖父が昭和初期に使用していたものです

藤松特選_DSC_1541

藤松特選商品
ラベルのデザインと印刷に携わりました。すべて活字組版で印刷しております

内観s_CIMG0286

【晋弘舎活版印刷所 横山桃子さんに聞きました】
01 自己紹介をお願いします。
長崎県、五島列島の北端に位置する人口約2,800の小さな島、小値賀島の晋弘舎活版印刷所です。約100年間、島で唯一の印刷所として今でも現役で島のあらゆるものを活版印刷しております。

02 当日はどのような作品をお持ちいただけますか?
晋弘舎オリジナルの活版ポストカード数種類、「藤松特選」珈琲、紅茶(※ラベルを活版で印刷させていただきました)、その他。

03 来場する方へひとことメッセージをお願いします!
当日は、小値賀島から東京の会場まで出向きます! たくさんの方に島と活版の魅力を直接お伝えできたらと思っております! みなさまに出会えることを楽しみにしております。

【店舗情報】
長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷1738-1
tel. 0959-56-2011
http://www.facebook.com/shinkosha100

Category: 東京活版展

5.20.MON

【出展者&ワークショップ紹介】啓文社印刷工業「アンティークハンコを使ったオリジナルノートと革のチャーム作り」(兵庫県)


ebok
印刷の世界の”古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」! 続いてご紹介するのは、前回行われた「小さな活パン展」でパンの形の名刺を作るワークショップを行い人気を博した印刷所。兵庫からやってくる「啓文社印刷工業」です!
素材で遊ぶことができるのも活版印刷の魅力。金属の版を厚紙や革に押せば、型押しのような凹凸を出すこともできます。今回の東京活版展で啓文社印刷工業が行なってくれるのは、そんな素材の遊び方を楽しめるワークショップ「アンティークハンコを使ったオリジナルノートと革のチャーム作り」。用意された数種類の材料から中身や素材を選んで、オリジナルの小物を制作することができますよ!

memo人気のメモシリーズ。当日に新商品もあるかも?

notebookオリジナルノート作りの完成イメージです

stamp02全部で233種あります

workshop神戸栄町にある活版体験ショップです

【啓文社印刷工業 安達真一さんに聞きました】
01 自己紹介をお願いします。
港町神戸で活版印刷・オフセット印刷など全般を行っております。活版の良さを伝えるために、ワークショップの開催やイベント開催やオンラインショップで活版商品の販売をすることで、ライフスタイルに活版を取り入れるシーン作りと新たな定番を目指しております。

02 当日はどのようなワークショップを行なってくださいますか?
アンティークハンコを使ったオリジナルノート作りや革のチャーム作りも行いますので、是非ご来店ください。活版スタンプやメモなどの商品もお持ちします。

03 来場する方へひとことメッセージをお願いします!
丸2日間活版の面白さをお伝えしますので、是非ブースに立ち寄っていただき、お話しましょう。

【アンティークハンコを使ったオリジナルノートと革のチャーム作り】
日時/5月25日(土)、5月26日(日) 
参加費/
革のチャーム 980円~
オリジナルノート 1680円~
参加方法/開催中、随時受け付け

啓文社印刷工業
兵庫県神戸市中央区二宮町1-14-19
tel. 078-241-1825
http://www.k-bunsha.com

Category: ワークショップ, 東京活版展