5.21.MON

【出店者紹介】古書 信天翁(あほうどり)

続いて紹介するのは谷中ぎんざ近くの雑居ビルから、「古書 信天翁」の登場です。

【取扱商品】
デザイン、建築、美術、写真、映画、演劇、民俗、芸能、音楽、ビート、アメリカ、外国文学、詩、鉄道、動植物、絵本、児童書、漫画を中心に構成。買取は、上記ジャンルにかかわらず、随時歓迎いたします。

【お店の特徴】
東京は日暮里、谷中ぎんざ商店街の入口に、夕日のきれいに見える階段「夕やけだんだん」があります。その階段の上、雑居ビル2階の一室が古書信天翁(あほうどり)です。西に向いた窓から望む夕暮れの美しさで近所では有名ですが、肝心の本も、良いものは良いなりにお求めやすく、おもしろいものはおもしろい出会いに巡り会えるよう、老若男女どんな方が次の所有者になっても喜んでもらえるような、本のための棚作りをしています。

【古書 信天翁さんに聞きました】
01 当日はどのようなものを持ってきてくださいますか?
写真集や良質のデザイン誌、1950年代のアメリカの雑誌やポストカード、日本の戦前絵葉書なんかを今のところは持って行くことにしていますが、欲をかかない程度にもう少し書籍もあれこれ持って行こうかと考えています。

02 あなたが考える、“古いもの”の魅力を教えてください!
古本の場合には、大まかにふたつのタイプの魅力があると思います。

ひとつは大切に扱われ遺されたものの魅力。もともと“古いもの”としての価値が出来上がっているものがほとんどですが、装幀やデザインといった見た目から、手触り、時代を経た匂いにいたるまで。内容もさることながら、人間の五感をフルに使って楽しむことができます。

もうひとつは子どもの頃の引き出しに掻き集めていた宝物のような魅力。他人からは価値のないようなものでも、古雑誌の広告ページがたまらない、とか、たまたま均一棚で見つけた本が今の自分の心境にとても合っていた、とか。市場とは違う自分だけの価値が生じやすいのも古本の魅力でしょう。

03 東京蚤の市をどのように楽しみたいですか?
多摩川沿いの競輪場が会場と聞いて、最初は石を売ろうかと考えていました。冗談です。初夏の心地よい風に吹かれてのんびり過ごせればいいな、と思います。

04 来場する方々へ、ひとことメッセージをお願いします!
売る側もお買い物くださるみなさまと同じように、一緒に東京蚤の市を存分に楽しみたいと思っています。

古書 信天翁(あほうどり)
東京都荒川区西日暮里3−14−13 コニシビル202
12:00〜22:00(火〜土曜)
12:00~20:00(日曜・祝日)
月・火曜日定休(ただし祝日の場合は営業)
tel. 03-6479-6479
url. http://www.books-albatross.org/

Category: 古書