印刷の世界の”古き良きもの”、活版印刷に魅了されたクリエイターが集う「東京活版展」。活版印刷といえば紙面にぎゅっと圧がかかった、凸凹とした手触りが人気ですが、薄い紙や和紙などにしっかりと印刷できるのも魅力のひとつです。女性3人組の活版ユニット「knoten」がつくりだすのは、トレーシングペーパーやクラフト紙、薄い紙にキラキラした紙など、風合いのある紙を使ったポストカードや便せん。作品のモチーフは星座や貝殻など女性らしいものが多くあります。活版印刷本来の美しさを追い求める作品の数々をどうぞご覧下さい。
【knoten 岡城直子さんに聞きました】
Q1 自己紹介をお願いします。
「クノーテン」とはドイツ語で「むすびめ」という意味です。小さな一枚が、手にとって下さる方々との縁を結べるような物作りができたらという想いをこめています。季節を感じられるようなモチーフを中心に、大好きな紙やインキの色にもこだわりながら、あたたかみのある作品を作っていきたいと思い、手キンと呼ばれる手動の活版印刷機で印刷しています。
Q2 当日はどのような商品を持って来てくださいますか?
ハガキやミニカード、レターセットなどを持って行きます。
Q3 どのようなディスプレイで東京蚤の市を演出してくださいますか?
季節感を意識した、ディスプレイを心がけたいと思っています。
Q4 来場する方へひとことメッセージをお願いします!
普段は工場で印刷をしている毎日なので、お客さまに直接お会いできるのがとても楽しみです! 紙や文房具が大好きなので、色々お話しできると嬉しいです。また活版部でのワークショップは毎回新たな試みを、みんなで考えているのでぜひご参加頂けると嬉しいです。
【作家情報】
knoten
http://ameblo.jp/knoten-blog/