「第11回東京蚤の市」へご来場いただいた皆さまへ

「第11回東京蚤の市」にお越しいただいたみなさまに、深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

これまでに開催した10回を超える、史上最高に楽しい東京蚤の市を目指し準備して臨んだ今回。果たして“進化し続ける”ことができていたでしょうか。「前に行った時よりおもしろかった」「また次も行きたい」。そんな会話が聞こえてきたら、私たちにとって、これ以上幸福なことはありません。

過去にもあまり例を見ない土砂降りの中の開催となった初日。それでも雨の日なりの楽しみ方を心得、笑顔で会場を往き来するみなさんの姿に頼もしさを覚えました。野外フェスが回数を重ね続けた結果、悪天候も含めてそのフェスの醍醐味となった、そんな感覚に近いものがあるのかもしれません。最終的には2日合わせて第10回を大幅に上回る、30,000人近い来場者に恵まれることができました。

「東京蚤の市で買えるもの、それは“時間”です」。このキャッチコピーを掲げてスタートした今回。“古き良きもの”に価値を与えている経年変化は、時間によってその物の魅力が磨かれていくこと。東京蚤の市それ自体にも、価値ある経年変化が訪れようとしているのでは? 淡い期待を持ちつつ、これからも出店者のみなさん、そしてこの場を愛してくださるみなさんと共に東京蚤の市を進化させ続けていくことを願って止みません。

東京蚤の市の主役として古今東西から集まってくれた出店者のみなさま、ステージをはじめ各所で会場を躍動させてくれたアーティストのみなさま、開催に際し多大なご協力をいただきました京王閣や調布市のみなさま、準備段階から縁の下で支えてくれ、スムーズな運営に奔走してくださったボランティアスタッフのみなさま、そして、ご来場くださったすべてのみなさまに心より感謝申し上げます。

さて、休む間も無く蚤の市プロジェクトは、今年また新たな地へと向かいます。その地があなたのすぐ目の前なんてことも! 近日のリリースに乞うご期待! 熱い暑い(!?)蚤の市の季節がやってまいります。

第11回東京蚤の市編集長
手紙社 小池伊欧里