なるべく手軽に料理をすませたい夏こそ、お気に入りのうつわの出番。 真夏の東京蚤の市には、アンティークのプレートやグラスから、レトロで味のある昭和の食器、気鋭の陶芸家の作品まで、今すぐに活躍する多彩なうつわが並びます。冷たいトマトやさっと茹でた枝豆などのシンプルな料理も、美しいうつわがあればごちそうに。火を使うことが億劫になる暑さでも、料理のモチベーションをグッと上げてくれる、魔法のうつわを探してみましょう。
口当たりのよい薄さとニュアンスカラーが魅力の、ササキガラスのカラーグラス。
フランスのサルグミンヌ窯プレート。白×紺の爽やかなカラーリング。
芦田尚美さんの「星座そば猪口」。内側の北斗七星がロマンチック。
後藤 奈々
惑星のような釉薬の流れに見惚れる、にじみプレート。
ぽってりとしたガラスの厚みにうっとり…。フランスリキュールグラス。
食卓にリズムを与えてくれる八角皿。ターコイズブルーや淡いピンクなどの色も素敵。
甲斐みのり・著『地元パン手帖』とのコラボレーションで、LOFTと作った地元パン皿。朝食が楽しみになりそう。
グラフィティー感あふれるコップは、使うだけで元気になれそう。
秋の箸置き(岐阜・美濃焼)でほんの少し秋を先取りして。真夏の東京蚤の市の後は、少しずつ秋の風が吹き始めますよ。
涼しげなガラスや、大胆な絵柄、カラフルな色合いは、夏のテーブルにこそ似合うはず。真夏の東京蚤の市に並ぶうつわたちは「商品カタログ予習帳」でチェックできます。お目当てのうつわを予習して、今からあれこれテーブルコーディネートを考えてみてくださいね。