ヨーロッパの蚤の市やマルシェで、決まって見られる心はなやぐ風景。それは、ワゴンやテントいっぱいに色とりどりの花やグリーンが並ぶ様子。そして、さらりと無造作に花束を抱えて帰る人々の幸せそうな笑顔です。街に根ざしたマーケットに必ずフラワーショップがあるように、東京蚤の市の会場にも、古道具や暮らしに似合う花と緑があふれます。リースやスワッグ、ドライフラワーのブーケなど、インテリアに取り入れやすい植物たちはもちろん、鉢植えや切り花、古道具と花との素晴らしいコンビネーションに見惚れてしまう一品まで。持ち帰ったその日から暮らしにみずみずしい喜びをくれる、とっておきの植物を探してみてください。
poppyseeds
スモーキーな色合いのリースは、ナチュラルで落ち着いた雰囲気。
Nya
個性的な枝や花も、古道具にはよく似合います。
はいいろオオカミ + 花屋 西別府商店
19世紀ロシアの銅製の水差しに福寿草を生けて。独創的な組み合わせはこの店ならではの提案。
アンティークの時計の窓にドライフラワーを。
solxsol
むっくり、のっそり、チクチク、ちょこん。サボテンの愛らしい佇まいがたまりません。
北中植物商店小さな盆栽。野山の風景をぎゅっと凝縮したような姿は、玄関先などに飾ってもてなしたい。
Dried Flower&古道具 Marca流木にあしらったドライフラワーは、気軽に飾ることができます。
hibiお部屋に飾る切り花を選ぶのも楽しみ。
farver花の部分だけをこんな風に飾っても。
花の店輪ミニスワッグは、ポンと置くだけでサマになるアイテム。
シックな色でまとめられた紫陽花と白樺のリース。空間がぐっと大人っぽく。
古書モダン・クラシック飾り方や育て方に自信がない…という人にはこんなアイテムも。人気のリトルプレス「暮らしノオト」のバックナンバーから、植物にまつわる2冊。
きっと、会場を歩いているとたくさんの花を抱えた人々に出会うはず。するとなぜか「そうだ、うちも買って帰ろう」と思わずにいられないのだから、植物の力は偉大です。東京蚤の市が、花を抱えたたくさんの人の笑顔であふれますように。