第4回東京蚤の市のフィナーレを飾るのは、シンガーソングライター・「中村まり」さん。アメリカン・フォークやカントリー・ブルース、オールド・タイムなど、アメリカの伝統的な音楽に影響を受けたサウンドをアコースティック・ギターで奏でます。英詞が持つ言葉のリズムを生かし、語りかけるように歌われる中村まりさんの曲とともに、深まる秋のひと時をゆったりと楽しみましょう。

【中村まりライブ】
11月10日（日）14：45～ メインステージでライブ！

【中村まりさんに聞きました】
Q1 当日はどのような演奏をしてくださいますか？
アコースティックギターの弾き語りで、オリジナルからカバー曲まで歌います。バンジョーも弾くかもしれません。

Q2 来場する方へひとことメッセージをお願いします！
休憩がてら、耳を傾けて頂けたら嬉しいです！　秋が深まる休日。アンティーク家具や素敵なお店に囲まれて、ゆったりと楽しい時間を一緒に過ごしましょう。

中村まり
http://www.marinakamura.net/

カランとベルの鳴るドア、マスターが珈琲を淹れるカウンター、シュガーポットの置かれた窓際の席、レトロな絵柄の描かれたマッチ…。昔ながらの「喫茶店」には、カフェやレストランにはない魅力があります。そんなレトロな喫茶店の雰囲気に魅せられた難波里奈さんが、全国各地の喫茶店を訪ね歩いてはブログに綴った「純喫茶コレクション」。その数は1000店以上にものぼり、著書『純喫茶コレクション』（PARCO出版）では、特にお気に入りの68軒が紹介されています。今回は、古き良きものを愛する人々の集う東京蚤の市で、昭和の香り漂う喫茶店のしつらえやモダンな意匠のグッズなど、純喫茶の魅力をたっぷり語っていただきます。イマドキのカフェではなく、喫茶店ならではの時間や風景、人間模様に、どんなストーリーが紡がれているのでしょうか。

【純喫茶コレクション 難波里奈「レトロ純喫茶物語」】
11月9日（土）11:00〜 ステージにてトークライブ！

【難波里奈さんに聞きました】
Q1 当日はどのようなお話をお聞かせいただけますか？
東京蚤の市にお越しの皆様も、きっと好きになってくれるのではないかという願いを込めて、私の中で10年以上続いている純喫茶への恋心をお話したいです。
今までに出会った喫茶店での微笑ましいエピソード、魅力的な喫茶店やマスター、名物メニューのこと、私なりの喫茶店での過ごし方等、純喫茶の魅力をお伝え出来たら、と思います。

Q2 来場する方へひとことメッセージをお願いします！
古き良きものを愛する皆様にとっても、昔から在る純喫茶は「昭和美術館」として楽しめると思います。東京蚤の市で、たくさんの素敵なものを見たり、購入したりした帰り道には、その余韻に浸るために、気の向くままふらりとどちらかの純喫茶で、ひとやすみはいかがでしょうか？
私も楽しい一日を過ごしたいと思います。宜しくお願い致します。

純喫茶コレクション
http://retrocoffee.blog15.fc2.com

東京蚤の市のメインビジュアルを手がけ、『かんさい絵ことば辞典』『あたらしいことわざ絵辞典』（ともに、パイ インターナショナル）などの著書でも人気のイラストレーター・ニシワキタダシさんが、この秋、また京王閣に駆けつけてくれます。今回は、ニシワキさんの紙もの雑貨「しりとりできる紙」にちなんで、お客さまと一緒にイラストでしりとりをしよう！　という企画。ニシワキさんとお客さまが交互にイラストを描いていき、最後にその絵が表す言葉を公開して「しりとり」になっているかどうか答え合わせします。絵しりとりに参加してくれたお客さまには、素敵なプレゼントも！　絵が得意な人も、苦手な人も、大人も子どもも恥ずかしがらずに、ゆるくて楽しい「絵しりとり」にぜひご参加くださいね。

【ニシワキタダシと絵しりとり】
11月9日（土）13:15〜 ステージにてトークライブ！

【ニシワキタダシさんに聞きました】
Q1 当日はどのようなお話をお聞かせいただけますか？
絵でつなげていく「しりとり」をたまに描くんですが、それを見ていただいたり、実際にその「絵しりとり」をお客さんともできればいいなと思っています。

Q2 来場する方へひとことメッセージをお願いします！
会場では、カレンダーのイラストを完成させるスタンプラリーもありますので、ぜひ集めてみてください〜。

ニシワキタダシ
http://www.smoca-n.com

「Lagado研究所」とは、『ガリバー旅行記』に登場する不可思議な研究所。その名前を冠した古道具店が、京都市左京区のビルの一角にひっそりと佇んでいます。そこに並ぶ古いものたちは、「巨人の目線」で見つけたモノや、「小人になって」見つけたモノ。自分を地球という星に漂着した研究者であると見立てれば、小さな石も、風化した金属も、枝や、種子や、ボールでさえも、未知なる物体に見えてくる。そんな視点で見つけた古物は、見逃していた美しさとロマンにあふれています。どんな場所で、どんな着眼点で、何を探せば、美しき自然と時間の産物に出会えるのか？　その秘密、Lagado研究所の店主がお教えします。

【Lagado研究所「ガリバー的古物発見記」】
11月10日（日）11:00〜 ステージにてトークライブ！

【Lagado研究所 淡嶋健仁さんに聞きました】
Q1 当日はどのようなお話をお聞かせいただけますか？
こんにちは。私は、色々な場所で拾い集めたモノをコレクションしております。
それらの多くは偶然の産物で、たまたまその形に行き着いたモノ達です。作為がないにもかかわらず、誰かが制作した造形物に見えてくるおもしろさがあります。
また、なにかわからないモノを拾いそれらを調べていくと、案外びっくりするような情報を持っています。
ですので当日は拾いものをして、発見したことをお話出来ればと思います。

Q2 来場する方へひとことメッセージをお願いします！
お互いが拾ったものを見せ合いっこしませんか？

Lagado研究所
http://lagado.jp/

谷根千の中心を通る「不忍通り」界隈の古書店を中心に、イベントの開催や散歩MAPの発行をする「不忍ブックストリート」。本好きの人たちが段ボール箱ひとつ分の古本を持ち寄り、誰でも本屋さんごっこを楽しみながら、本と人との交流を生む「一箱古本市」。この2つのプロジェクトの仕掛人が、編集者でありライターの南陀楼綾繁（ナンダロウアヤシゲ）さん。10日のトークライブでは、南陀楼さんをお迎えして古本市の楽しみかたをお話いただきます。「不忍ブックストリート」などの活動をはじめたきっかけから、たくさんの古本屋が集まる”街”や”市”ならではの歩きかた、南陀楼さんお気に入りの古本の紹介など、古書との出会いがもっと楽しくなる話題がもりだくさん。東京蚤の市に現れる、小さな古書店街とともにお楽しみください。

【南陀楼綾繁 「小さな古本市の歩きかた」】
11月10日（日）13:30〜 ステージにてトークライブ！

【南陀楼綾繁さんに聞きました】
Q1 当日はどのようなお話をお聞かせいただけますか？
ふだん古本屋さんに行く機会の少ない方に向けて、古本屋めぐりの楽しさや見所をお話しできたらと思います。私が入手した古本の現物も何冊か持ってきてお目にかけます。
そして、2005年から私たちがやってきた「不忍ブックストリート」の活動についてと、一箱古本市という「一日限りの本屋さんごっこ」の魅力をお話します。

Q2 来場する方へひとことメッセージをお願いします！
短い時間ですが、気楽に聴いてもらえたらと思います。
会場には古書信天翁、古書ほうろう、オヨヨ書林（現在は金沢）といった、不忍ブックストリートの仲間たちのブースも出ていますので、トークのあとに覗いてもらえたら嬉しいですね。

南陀楼綾繁
Twitter @kawasusu