家具や壁などインテリアのDIYを楽しむ人にとっても、洋服やアクセサリーを手作りする人とっても、素材の宝庫なのが東京蚤の市。新品ではなかなか出会えない味わい深い金具や古材、ヴィンテージのレースやデッドストックのボタンなど、ハンドメイドがグッとアカ抜けるマテリアルがあふれています。手作りに挑戦したことがない人も、壁に取り付けるだけで存在感のあるフックや、ゴムを通すだけで愛らしいヘアアクセサリーに変身するヴィンテージのボタンを目にすると、きっと作ってみたくなるはず。お子様連れの方は、夏休みの工作の材料を探してみてもいいかもしれません。
カラフルで愛らしい、ベルギーの自転車のプレート(Tax Plate)は、いろいろな用途に使えそう。
機械のプレートやエンブレムは、グラフィカルな文字のデザインが楽しい。
杉古材をバターミルクペイントで塗装した板。工作やDIYに活用して。
ぎっしり並んだデッドストックの金物は圧巻! 引き手やツマミ、鍵、プレートなどさまざま。デッドストックの貝釦。プラスチックのボタンには出せない、美しい陰影が魅力。
1950~80年代のVintage Japan ビーズパック。キッチュな色使いがかわいい!
フランスの古いメルスリー(手芸店)のレース。細やかな手仕事と時を経た風合いは、古いものならでは。
糸系アイテムでもかなり入手困難という「藍染糸のネジネジ塊」。刺し子や刺繍、繕いなどに使うだけで、幾年もの年月を経たような表情に仕上がる。
夏の日差しにきらめく、ドロップみたいなヴィンテージボタン。市販の服のボタンを付け替えるなどのリメイクも楽しそう。
ディテールに差がつく手作り材料は、「商品カタログ予習帳」の「雑貨」カテゴリから、「手芸雑貨」「パーツ」などで探せます。男性も女性も子どもたちも、この夏は、手を動かす楽しみに夢中になってみてはいかがでしょう。